武蔵野東学園 連合後援会だより (5・6・7月合併号)  ページ;4

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「第4回東学園同窓会レポート」

 5月7日、東小学校体育館で第4回同窓会が開催された。
東学園の同窓会組織は、6年前、我々の先輩、当時の連合後援会の強力なバックアップにより立ち上がったものであることをご存知でしょうか?名簿作りの為にパソコンが購入され、手始めに高等専修学校の卒業生のデータベースが構築されたのである。当時のパソコンはもうお払い箱となってしまったが、データは受け継がれ、3年前に、中学校卒業生が加わり「東学園同窓会」となった。
 そんな、同窓会組織だが、今年からいよいよ小学校卒業生が加わり、会場となった東小の体育館には、各校卒業生に職員も加わえた200名が参加、お馴染みの武蔵野給食センターが用意したご馳走に囲まれて、11:00から同窓会総会が始まった。 今年度は役員改選の年であり、新会長には、小学校第1期卒業生でもある、高等専修学校の木田先生が選出され、参加者全員の拍手をもって承認を受けた。
 学園の創立40周年となる、平成16年度には幼稚園卒業生が組みこまれ、この同窓会組織も完成する予定となっており、その準備期間となる3年間を担当することになる。
 同窓会は第1部の総会と第2部の懇親会に別れており、お楽しみの懇親会のみに顔を出すちゃっかり者の卒業生の姿も見えた。参加者の中にはこの3月にここで、卒業式をあげたばかりの小学校卒業生もおり、東中学校へ進学した同級生達とは会えないのを残念がっていた。
 この同窓会組織が私達後援会組織と組んで、東学園を両側から支えて行くわけだが、「若人のパワーに負けないように、頑張らねば!」と思わせるそんな同窓会でした。

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私学振興助成法の不備って?〜高等専修と百俵の米〜

 東京都高等専修学校保護者連絡会の目標の1つに、「私立学校振興助成法の改正の実現」という項目があります。ちょっと硬い話ですが、後援会の参加している運動がどんなことなのかを知っておきましょう。
 私学振興助成法というのは、私学の教育条件の維持向上、学費負担の軽減、私学の経営の健全化を目的に制定された法律で、現在の私学助成の大きな柱であり、まだまだ不満足ながらも、これによって、私立学校は経常的経費の補助を受けております。
 ところが、その補助の対象を規定している同法の第9条に専門学校や高等専修学校を規定しておらず、又こうした専門学校・高等専修学校に同法を準用させるべくその対象を規定している第16条の中に第9条が欠落しているため、現在高等専修学校はこの経常費補助の対象となっていないのです。
 財政再建を迫られている東京都にとって更なる支出が求められるこの私学振興助成法の改正がきびしいことは百も承知だが、高等専修のスポーツ大会を見ていて、この場を多くの都議に知らしめ、なんとか実現したい、今ここに米百俵の精神を発揮して欲しいと感じた。頑張れ田中会長!

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6/9、6市協議会開催!(4)

6/9、6市協議会総会開催!
〜望む教育を多くの人へ〜

皆さんは6市協議会という言葉を聞いたことがあるでしょうか?正式名称は「三鷹・武蔵野・西東京・調布・町田市私学助成協議会」といい、その名の通り、市に対して私学助成を求める私学の親の会の団体である。東学園からは小・中学校後援会が所属しており、近隣の私立小・中学校15校が参加している。定例総会が年に2回(6月と2月)行なわれ、署名運動を中心として活動し、各市へ毎年の請願を重ね、少額ながらも助成金を勝ち取ってきた歴史がある。

西東京市の現状

 正式名称に冠している市が5つなのに何故6市なのかと疑問を持った方はいましたか?そう、これは保谷・田無市(現西東京市)の名残で、長く親しまれてきた通称がまだ使われているという事なのです。さて、渦中の西東京市だが、5市の中で唯一助成金が打ち切られている。
(※A表を参照) 私達が今、当たり前のように受け取っている助成金は、先輩たちの地道な活動の結果であり、ややもすれば財政難を理由に打ち切られてしまうという現実がそこにあるのです。

運動の基本理念

 私立だからお金がかかるのが当たり前だろうか?私達が納めている住民税には、公立の小・中学校に使われる教育費も含まれています。しかし、「子供に望む教育を…」と選んだ結果、私立小・中学校へ子供を通わせると教育費を別途負担しなければなりません。つまり私学を選んだ保護者は、教育費の二重負担をしているのだから、自治体は教育費の一部を還元してしかるべきではないか!ということなのです。

受け継いでいこう!署名運動

 より多くの自治体で、この私学助成の制度が充実することが、西東京市での実施にも繋がっている。5市に在住の小・中後援会の皆さんには、毎年、署名の用紙が配布されますが、一人でも多くの方に理解いただき署名の輪を広げて行きましょう! 
また、交付されている方は必ず、助成金を受け取り、受け継いだ理念をリレーし、少しずつでも父母負担教育費を軽減させ、東学園の教育を望む人すべてが入学できる時代を私達の手で作って行きましょう!

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A表:市内在住の私立小・中学校保護者への教育費助成の情況

三鷹市 (家庭へ)    8,000円 (学校へ)    4,000円
武蔵野市 (家庭へ)  14,000円  
調布市 (家庭へ)    6,700円 (学校へ)    3,150円
町田市 (家庭へ)    5,000円  
西東京市(旧保谷市:平成11年打ち切り/旧田無市:未予算化)
 

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